細胞シート技術を用いた新規不妊治療

背景

◆ 2019年日本の出生率は1.36の過去最低を記録。2050年には人口1億人を割って9515万人と予測。
◆ 晩婚化の影響で出産を希望する年齢が高くなり、不妊治療数も増加。2019年5組に1組の夫婦が不
  妊治療を受け、14人に1人の割合で体外受精による出生児である。
◆ 不妊治療数が急増しているにも関わらず出生児数は低迷しており、現行の不妊治療技術では20代でも
  妊娠率が30%に届かず、30代半ばからは低下の一途を辿り、40代半ばでは1%以下になる。

シーズ概要

◆ 受精卵を生着させた子宮内膜細胞シートを移植する不妊治療を提案。

優位性

◆ 細胞シートは極めて生着率が高い。  
◆ 生体外解析が可能。

応用・展開

◆ 着床モデル 
◆ 再生医療・不妊治療
掲載日: 2022/10/20