生体組織に適用可能な薄膜状アンテナコイル
背景
◆ 生体組織(柔軟材料)に馴染むフレキシブルエレクトロニクス
◆ 低抵抗印刷配線を作製するために必要な熱処理プロセスによる基材の変性
◆ 特に熱に弱い医用高分子(ポリエステル系)への低抵抗印刷配線の搭載が重要
シーズ概要
◆ 層状物質の多層グラフェンフレークと金ナノインクからなる2層配線をガラス基板上にインクジェット印刷し、高温処理(250℃)により低抵抗な印刷配線(抵抗率:2.9×10-5 Ω・cm)を実現
◆ グラフェンフレークが剥離する性質を利用して、印刷配線を低耐熱性の高分子薄膜(Tg: 56℃)に転写
優位性
◆ 配線・基材共に柔軟であるため、折り曲げても丸めても作動
◆ 粘着剤を用いることなく生体組織(例:皮膚、肝臓など)に貼付可能
◆ 低耐熱性の医用高分子上に、高温処理を行った低抵抗な配線を搭載
◆ 粘着剤を用いることなく生体組織(例:皮膚、肝臓など)に貼付可能
◆ 低耐熱性の医用高分子上に、高温処理を行った低抵抗な配線を搭載
応用・展開
◆ ソフトマテリアルの動作を制限しない柔軟な薄膜状低抵抗印刷回路
◆ 無線式薄膜状ウェアラブル・インプランタブルデバイスへの応用
◆ 医療応用を目指した各種フレキシブルデバイスのバッテリーフリー化
◆ 無線式薄膜状ウェアラブル・インプランタブルデバイスへの応用
◆ 医療応用を目指した各種フレキシブルデバイスのバッテリーフリー化
共同研究者
藤枝 俊宣 客員主任研究員 (当時) , 鉄 祐磨 (理⼯学術院 ⽣命医科学科)
他のシーズ
掲載日:
2019/04/22