超軽量小型モビリティULV (Ultra Lightweight Vehicle)
- 研究者名
- 所属
- 専門分野
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環境影響評価,環境政策・環境社会システム,環境技術・環境負荷軽減,熱工学,エネルギー学
- キーワード
背景
運輸部門の低炭素化やスマートコミュニティに関する取り組みのなかで次世代モビリティに対する期待が高まっている。
シーズ概要
「自転車以上自動車未満」をコンセプトとした超軽量小型モビリティULVを開発している。ミニカーのカテゴリーでナンバーを取得しており公道走行が可能である。現在は、社会的な要請からEVとしての開発を深化させているが、圧縮空気やガソリン、水素等をエネルギー源とした想定したMulti-PM (Prime Mover)の設計コンセプトを導入している。また、地場の中小企業と連携した「地産地活型」のビジネスモデルを訴求している点も特徴である。
応用・展開
スマートコミュニティに関する議論のなかで、特定エリア内でのカーシェアリング等で活用するニーズが拡大している。また、宅配車両や業務用車両等の代替、観光用、構内移動用、高齢者用のモビリティの要請が急速に高まっている。大気汚染が深刻な発展途上国等での関心も高い。
優位性
超軽量設計による圧倒的な省エネルギー性能を有する。既に公道走行を達成していること地産地活型の生産体制が構築されている。ビジネスモデルの構築と量産化を視野に入れた実用段階に突入しつつある。
提供目的
受託研究
関連論文
- 小野田弘士,永田勝也,勝田正文,未来型都市交通および超高齢社会に対応したモビリティ機器の開発,第20回リハ工学カンファレンス講演論文集,pp.98-99,2005
掲載日:
2011/09/14