新しいワイドギャップ半導体・・・酸化ガリウム単結晶

2015-0303-03
研究者名
所属
理工学術院 (当時)
キーワード

優位性

・新しいワイドギャップ半導体β-Ga2O3の提案と実証
・大気圧で融液成長ができる
  - Siなど従来半導体と同じ育成の容易さ
  - 低コスト化に有利、物理的・化学的にも安定
・広い導電性の制御幅(大きなバンドギャップ:4.8eV)

背景

・GaN、SiCを超える半導体材料への期待

シーズ概要

・液成長法による大型単結晶の実現
・導電性の制御
    -n型と高抵抗、p型用ドーパントの開発
・オーミック・ショットキー電極の開発
・LEDの基板への提案と実証

応用・展開

・酸化ガリウム基板として販売中(㈱タムラ製作所)
・可視光/紫外LED基板、パワーデバイス用基板
・高輝度LED、紫外センサー等の各種デバイス

資料

  • EFG法の提案により実現した2インチβ-Ga2O3単結晶基板 【提供】㈱タムラ製作所・㈱光波
  • 酸化ガリウム基板上の縦型LEDの特性 【提供】㈱タムラ製作所・㈱光波
  • β-Ga2O3を用いて初めて実証されたショットキーバリアダイオード

共同研究者

島村 清史 客員教授 , ガルシア ビジョラ (独立行政法人 物質・材料研究機構)

掲載日: 2015/03/03