スマートグリッド実現に向けたエネルギー制御手法の開発

背景

太陽光や風力発電などの環境に配慮した再生可能エネルギー源の導入と、電気エネルギーの安定供給の両立は、持続可能な社会活動を実現するために必要不可欠である。

シーズ概要

その双方を継続実現可能な次世代の最適な電気エネルギー供給形態をトータルデザインするため、コンピュータシミュレーションと次世代スマートグリッド模擬実験によって先進的方法論を開発する。

応用・展開

・ 再生可能エネルギー電源(太陽光発電、風力発電)の活用・制御技術開発


・ 蓄電池の活用・制御技術開発


・ 需要家側余力(ヒートポンプ給湯器、電気自動車)の活用技術開発


・ 電力品質確保(安全、安心)の技術開発


・ 高機能ネットワーク(電気、情報)の技術開発


・ エネルギーマネジメントシステムの技術開発

優位性

世界唯一の次世代電気エネルギー供給形態実証試験設備ANSWERにより模擬的なスマートグリッド実験が可能。

提供目的

受託研究、共同研究

資料

関連論文

  • 再生可能エネルギー電源が連系された配電系統のループ化と集中型電圧制御の適用効果の実験的検証
  • 分散型電源連系課題解決支援システム(ANSWER)の構築と分散型電源と配電ネットワークとの協調運用形態の実験検証

関連特許

  • 配電系統構成最適化装置および配電系統構成最適化方法
  • 分散型電源を配電ネットワークに連系する際の条件を決定する支援システム及びプログラム
掲載日: 2011/09/22