研究開発における産学・企業間アライアンスの定量的評価・探索手法

背景

新規に事業参入を検討する場合には、当該業界の情報が不足しており、研究開発から市場投入までに至る、異業種の各アライアンス先の選別に多大な時間と労力・経費が必要となる。
例えばNEDO事業やコンソーシアム構築においては、大学教員をキーとして、異業種企業が連携することも多く、異分野を結び付けて発展させるコーディネーターとして大学教員をとらえることができる。

シーズ概要

特許データと論文データという客観的データを用いて、組織の境界を越えた知識共創(コラボレーション)が、研究開発能力の向上に与える影響を分析できる。
分析結果を通じ、与えられた課題に最も適した「コーディネーター」を選ぶことで、コーディネーターの持つネットワークを活用して最小限の時間・労力・経費で異業種ネットワークを構築できる可能性がある。

応用・展開

同様の分析手法を使い、逆に社内の技術を対象とした業務分析を行うことも可能である。

優位性

客観的データを用いた分析手法を用いることで「影響度」も算出することができるため、期待するコーディネーターを見つけられる可能性が高い。

提供目的

受託研究、共同研究、技術相談

資料

掲載日: 2011/09/07