生体外で創る血管病モデルと薬剤スクリーニングへの応用
八木 高伸 客員主任研究員 (理工学術院 理工学術院総合研究所)
患者の血管病の病態に近似し、簡便かつ短期間で作製 可能で、血管組織が正常から病態へと経時間的に変化す るプロセスを解明することが可能な、ex vivoの疾患モ デルの作製方法を確立し、血管病の予防又は治療のため の薬剤のスクリーニングに利用可能な疾患モデルを提供 することを課題とする。
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ライフサイエンス
掲載日:2011/05/17
非侵襲生体磁気計測を利用したマウスモデルとの比較によるヒトの心疾患の診断への応用
石山 敦士 教授 (理工学術院 先進理工学部) (当時)
生命科学的手法とSQUID※による測定を組み合わせることで、心疾患の早期発見に資する知見を提供できる。
心疾患、たとえば心筋梗塞モデルマウス(ノックアウトマウス)を作り、その誕生から心筋梗塞発現、死亡までの心磁図をSQUIDで計測することで、心筋梗塞時に心磁図にどのような変化があるかを知...