膜分離装置を用いたタンパク質の結晶化手法

2015-1023-05
研究者名
所属
専門分野
生体医工学・生体材料学
キーワード

背景

・タンパク質の分離精製に迅速で安価な結晶化手法が必要
・タンパク質のX線構造解析における律速段階は結晶化
・再現性があり短期間で結晶を得られる手法が望まれている

シーズ概要

・限外濾過膜を用いることでタンパク質溶液を濃縮
・圧力制御により濃縮速度を任意に制御
・タンパク質結晶を容易に分離回収が可能

優位性

・既存の膜分離装置を転用することで容易に行える
・再現性および期間の短縮化が望める
・広く様々なタンパク質に応用が可能である

応用・展開

・タンパク質製薬の迅速なスクリーニング
・タンパク質製剤のクロマトグラフィーに代わる分離精製
・生体内で起こる結晶化の体外での再現実験

資料

  • 従来のタンパク質作製手法(ハンギングドロップ法):結晶析出までに数日かかり、安定した結晶形を得ることが難しい。
  • 限外濾過装置と結晶化の模式図:膜面上でタンパク質結晶が成長する。
  • 圧力および温度を制御した結果得られるタンパク質結晶(リゾチーム)
掲載日: 2015/10/23