近接場光学顕微鏡での物質観察

2011-0906-01
研究者名
所属
専門分野
薄膜・表面界面物性,ナノ構造科学,物理化学
キーワード

背景

ナノスケールでの物質の観察には通常、電子顕微鏡やAFM等が用いられるが、その性質上、色を見ることができない。

シーズ概要

近接場光学顕微鏡を使うことで、測定範囲10~100ミクロン四方で、物質の形状に加えて「色」を観察できる。

応用・展開

超短時間でON/OFFを繰り返すパルスレーザーシステムと組み合わせたシステムを持つため、物質(例えば、Blu-ray Diskや色素増感型太陽電池などに使われる様々な色素表面)の状態変化(経過)も観察できる。

優位性

観察に使用する光の波長を可視光~近赤外光まで変更できるため、観察対象に応じた観察が可能。

提供目的

受託研究、共同研究、技術相談

資料

掲載日: 2011/09/06