近接場光学顕微鏡での物質観察
背景
ナノスケールでの物質の観察には通常、電子顕微鏡やAFM等が用いられるが、その性質上、色を見ることができない。
シーズ概要
近接場光学顕微鏡を使うことで、測定範囲10~100ミクロン四方で、物質の形状に加えて「色」を観察できる。
応用・展開
超短時間でON/OFFを繰り返すパルスレーザーシステムと組み合わせたシステムを持つため、物質(例えば、Blu-ray Diskや色素増感型太陽電池などに使われる様々な色素表面)の状態変化(経過)も観察できる。
優位性
観察に使用する光の波長を可視光~近赤外光まで変更できるため、観察対象に応じた観察が可能。
提供目的
受託研究、共同研究、技術相談
掲載日:
2011/09/06