皮膚疾患診断のための色順応変換の一方法

2020-1012-07

背景

◆ JPEG画像における色バランスの標準化
◆ 撮影条件・機材に関する情報が乏しい
◆ 肉眼による所見と大きく異なる場合あり

シーズ概要

◆ 絶対的な色再現を放棄し、相対的な正しさの再現を目指す  
◆ (用途に応じた)基準色度座標を設定
◆ 色画像の安定したホワイトバランスを実現

優位性

◆ JPEG画像が持つ不可避的な色合いの不確かさを抑制
◆ 肉眼による所見に近い色合いの実現
◆JPEG画像ベースの機械診断性能の向上と診断結果の堅牢性

応用・展開

◆ 未だ診断基準が確定していない、生検が高い侵襲性を示す爪部悪性黒色腫
◆ 当該疾患の診断は、国際的な臨床現場のニーズが高い

資料

掲載日: 2020/10/27