環境調和型電動車両の設計・製作・性能評価
背景
近年、環境エネルギー問題の観点から、ヒトと地球にやさしい電動車両の研究が盛んになってきているが、バッテリと充電に係る技術的・コスト的制約が大きく、なかなか大量普及が進まない状況となっている。
シーズ概要
本研究室では、これまでに電動バスや各種電動車両を開発してきている。特に電動バスについては、実用化レベルまで開発が進んでいる。これらの知見を基に、様々な電気車両を対象とした設計・製作・性能評価を行うことが可能である。
応用・展開
電気車両の設計・製作だけでなく、導入後の環境調和性評価等も可能である。バッテリの劣化予測や、劣化を最小限化するバッテリの使用方法等に関する知見も有している。
優位性
本研究室は、近年注目を集めている非接触充電システムに関する知見も有しており、電動車両に係るWell to Wheelトータルでの設計・製作・性能評価を行うことが可能である。
提供目的
受託研究、共同研究
関連論文
- 覇権を狙う電動車 Newton別冊,ニュートンプレス,スーパーイラストでしくみを知るハイテクの世界,pp. 36-41. 2012. 2 紙屋雄史,トヨタ自動車株式会社広報部.
- 非接触急速充電装置を搭載した先進電動マイクロバスの設計製作ならびに公道実証試験による環境調和性評価 自動車技術,Vol. 65,No. 3,pp. 98-104. 2011.3 紙屋雄史,大聖泰弘.
- 小型電動車両用非接触誘導充電装置の開発ならびに搭載車両の性能評価 自動車技術会論文集, Vol. 40, No. 2, 20094194, pp. 493- 498. 2009. 3 紙屋雄史,中村達,長野翔太,佐藤剛,高橋俊輔,大聖泰弘,草鹿仁,松木英敏,佐藤文博.
- 電動車両用非接触急速充電システム 電気学会誌, Vol. 128, No. 12, pp. 804- 807. 2008. 12 紙屋雄史,大聖泰弘,松木英敏.
掲載日:
2012/03/13