脳動脈瘤の再現モデル装置

背景

◆ 脳動脈瘤の発生や破裂を予防する薬はない
◆ 動物実験による医薬品開発では血流の影響を評価しきれない
◆ 血流の異常を考慮した創薬支援技術が不足

シーズ概要

◆ 脳動脈瘤の病態を体外で再現するex vivo技術の確立 
◆ 血流負荷を作用させることにより正常から病態への過程を再現
◆ 血流異常による血管の退行変性を経時的に再現・分析

優位性

◆ 動物実験にはない再現精度と経時間的分析への要求に対応できる
◆ 動物実験にはない血流負荷の定量性と制御性への要求に対応できる

応用・展開

◆ 脳動脈瘤等の血管病の医薬品市場 
◆ 脳動脈瘤は50歳以上で5%が有しており、内科的治療のインパクトは高い
◆ 脳動脈瘤の治療は外科的に限定されており、内科的治療は確立されていない

資料

  • 脳動脈瘤(診断画像と術中所見)
  • 脳動脈瘤の血流
  • 当技術の位置付け

共同研究者

坂口 勝久 非常勤講師 (理工学術院 大学院先進理工学研究科) (当時)

掲載日: 2018/11/23