運動促進用超小型軽量ハプティック式歩行補助シューズ

2462
researcher's name
affiliation
keyword
patent name
歩行補助機
publication number
特開2023-77151
applicants
早稲田大学
region
日本

summary

世界最小最軽量の歩行補助機。モータ等のアクチュエータを使用せず、振動スピーカを足裏(母指球下)と足の甲(中足骨上)に備え、 非対称波形の振動を適切なタイミングでそれぞれ出力する。すると力の補助はしないが靴が足の底背屈動作を促し、使用者自身の力で地面を蹴り、つま先を上げるので歩行運動を促進する。

effect

・超軽量、靴部は500g。普通の靴とほとんど変わらない形状で、力のアシストはされていないのに、ハプティクス技術によりあたかも動かされているように感じて、歩行運動が促進される。
・安価で製作可能。モータだけで数万円するアクチュエータタイプではなく、数千円の振動スピーカ使用により、両足で材料費2、 3万円程度。量産でさらに低価格化可能。
・15分歩行した実験結果では、被験者(健常男性20代)3名いずれもモータタイプより底背屈動作が大きく誘導され、歩行運動を促進できたことから、有効性が示唆された。

application/development

・脳卒中を予防するため、高齢者(健常者も可)に足関節の底背屈動作を誘導し、歩行運動を促進する。
・脳卒中片麻痺患者、パーキンソン病患者の状態に応じたリズム・歩容をマイコンにプログラムし、スマホでコントロールして現状に合わせた調整を行い、歩行訓練に使用する。
・VR,MRと融合した動作の疑似体験。

predominance

世界最小最軽量の歩行補助機。

purpose of providing seeds

Sponsord research, Collaboration research, Technical consultation

material

collaborative inventors

ダン ホイゲン

related paper

  • 田中英一郎他,振動スピーカを用いた歩行促進器の開発,LIFE2022,(2022).

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posted: 2022/01/17