細線を用いた電気パルス解体方法(手作業解体からの解放に向けて)

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research field
環境技術・環境負荷軽減,地球・資源システム工学,エネルギー学,地球・資源システム工学
keyword
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対象物の解体方法及び部材の再生方法
publication number
特開2021-175566
applicants
学校法人早稲田大学/国立大学法人熊本大学
region
日本

summary

少なくとも2個の部材が接合されてなる対象物の表面の一部分に導電性材料を接触させ、大気中で前記導電性材料に高電圧パルスを印加して衝撃波を発生させて、前記対象物の接合部位に衝撃波を作用させることで前記対象物の部材同士を剥離させる、対象物の解体方法。

effect

対象物が導電性部材を有するか否かに拘らず、対象物の特定部位を選択的、局所的に解体可能であり、解体に要するエネルギー量が少なく、解体を短時間で行うことができる対象物の解体方法、及び部材の再生方法を提供する。

application/development

例えば、家庭用冷蔵庫の化粧扉(ガラスドアパネル)において、ガラス板と内部樹脂材とを電気パルスにて大気中で瞬時解体できる技術。従来、人手、時間を要していた作業の省力化、並びにリユース促進に繋げられる。

predominance

リサイクル、リユースの事業化推進では、再利用部分を効率的、低コストで簡便に回収する技術は必須である。また、本技術では、水中以外の空気中でも実施可能であるため施設への投資軽減もはかれる。

purpose of providing seeds

Sponsord research, Collaboration research, Technical consultation, IP licensing

material

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posted: 2022/03/01