表題番号:2025R-029 日付:2025/11/10
研究課題エピゲノム変化で食品の新規機能を探す!神経分化調節化合物の探索と作用メカニズム解析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 中尾 洋一
(連携研究者) 早稲田大学 次席研究員 神平梨絵
(連携研究者) 早稲田大学 講師(任期付) 町田光史
研究成果概要

食品の弱い生物活性を検出するために、神経細胞の分化やヒストン修飾に対する影響を調べるためのアッセイ系を活用して、認知症予防に役立つ新たなビタミン候補となるような食品成分の作用メカニズム解析を行った。

この結果、すでに候補として見出していた食品由来成分カカオ由来のテオブロミンについて、カフェインとの混合が及ぼす神経細胞分化系における機能性変化について、網羅的遺伝子発現解析およびパスウェイ解析を行ってその作用メカニズムを明らかにした。また、春ウコン由来のコロナリンDおよび味噌由来フェルラ酸エチルエステルについて、認知症モデルマウスを用いて抗認知症作用の評価実験を実施中である。プレリミナリーな結果としてコロナリンDに抗認知症作用を見出している。

国内に限定せずに食品機能性の研究を展開するため、海外(インドネシア)研究者との共同研究(カカオ機能性)を計画し、現地カカオ農園・工場を視察して2026年度二国間交流事業などの応募準備を行った。