表題番号:2025Q-008
日付:2026/02/02
研究課題ウィズ・コロナ状況下における「新しい生活様式」に関する研究
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 文学学術院 文学部 | 教授 | 福川 康之 |
| (連携研究者) | 早稲田大学 | 文学研究科修士課程 | 張 明澤 |
| (連携研究者) | 早稲田大学 | 文学部心理学コース | 谷口愛香 |
| (連携研究者) | 早稲田大学 | 文学部心理学コース | 徳山幹太 |
| (連携研究者) | 早稲田大学 | 文学部心理学コース | 山本侑佳 |
- 研究成果概要
- 研究課題(ウィズ・コロナ状況下における「新しい生活様式」に関する研究)と関連した以下の研究を行った1. 経験サンプリング法を用いた学業先延ばし行動の分類と心理的特徴の検討大学生の期末レポート課題の提出時間を指標として,学業先延ばし行動の生起要因を検討した.その結果,1)学業先延ばし傾向がある学生はレポート提出も遅延しやすいこと,2) レポート作成に割くエネルギーが低い学生はストレスの増加に伴い先延ばしが生起しやすく,エネルギーが高い学生はストレスが高くても先延ばしの生起は相対的に抑制されること,などが明らかとなった.2. Dysfunctional Beliefs and Attitudes about Sleep日本語短縮版尺度の作成―BTQクロノタイプとの関連の検討―新たに開発した睡眠習慣尺度と大学生の健康との関連を検討したところ,1) 睡眠習慣が不良な学生は主観的健康度が低いこと,2) 「睡眠機能依存」傾向が睡眠に対する過度な対処や睡眠時間の増大と関連すること,などが明らかとなった.3. コーピングの柔軟性が大学生の就職活動不安と心理的健康に及ぼす影響大学生を対象とした調査を行い,コーピングの柔軟性が就職活動という大学生特有のストレスとの関連を検討した.この結果,1) 抑うつ傾向が高い学生は,就職活動不安への不適切な対処行動(例えば逃避)を変化させて適切なコーピング(問題焦点型コーピング)へ切り替えられていなかったことが示された.4. 大学生の「嘘」と心身の健康との関連の検討―Light Triad Scale 日本語版の作成を踏まえて―大学生の「嘘」と,ポジティブな人格特性であるLight Triadや,ダークな社会的人格特性であるDark Triad,個人のウェルビーイングとの関連を明らかにすることを目的とした調査を行った.その結果,1) Light Triadがウェルビーイングと正の関連を持つこと,2)嘘の使用傾向が強い女性はポジティブな性格特性は低いが,嘘の使用傾向が強い男性はポジティブな性格特性が高いこと,などが明らかとなった.