表題番号:2025C-774
日付:2026/08/31
研究課題パスカルの『パンセ』における聖書と霊性
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 国際学術院 国際教養学部 | 准教授 | 檜垣 樹理 |
- 研究成果概要
- <パスカルの『パンセ』における聖書の引用と創作>から導き出される、
「キリスト中心主義」と「受肉、贖罪、再臨を貫く恩寵のダイナミズム」という
<パスカルの霊性の特徴>についてのさらなる考察を行った。20世紀キリスト教思想史への影響と位置付けを図るために、リジューのテレジア、および、シャルル・ペギーの霊性との関連について、今までの研究を再考し総合した上で、歴史、哲学、文学、神学の分野を結ぶアプローチで文献を読み始めた。その一部の要約を『パスカル読本』 (2026年2月、法政大学出版)の「パスカルを読むペギー」として執筆した。なお、27年度から「ペギーとパスカルの20世紀カトリック神学への影響と思想史における位置づけ」という大きなテーマで、これまでの研究を総括するべく、準備を始めている。また、26年9月にフランス・リジューでの学会発表でも25年度からの研究成果の一部を公にする予定である。