表題番号:2025C-600 日付:2026/03/06
研究課題なぜ筋力トレーニングがキツく感じるのか:中枢性および末梢性疲労の観点からトレーニング時の主観的不快感の発生メカニズムを解明する
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 助教 趙 寒曄
研究成果概要
筋力トレーニング中に感じるキツさは、疲労に伴う自覚症状の顕著なものである。トレーニング経験があれば誰もが感じる主観的不快感のメカニズムを解明することは、トレーニング科学の重要な課題の一つである。ところが、主観的不快感のメカニズムについては解明が進んでいない。このメカニズムを解く鍵は、トレーニング中の中枢性出力および末梢性フィードバックにあるかもしれないと申請者が気づいた。2026年2月時点において、申請者は本仮説の検証を完了しており、その結果、筋力トレーニング中における不快感の増加は主として末梢における代謝産物の蓄積と関連することが示された。これらの成果は国際学術誌に採択されている。(Zhao H, Kurokawa T, Tajima M, Liu Z, Okada J. Understanding perceived exertion in power-aimed resistance training: the relationship between perceived exertion and muscle fatigue. PeerJ. 2025 Nov 28;13:e20426. doi: 10.7717/peerj.20426.