表題番号:2025C-548
日付:2026/04/02
研究課題企業間関係における象徴的報酬
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 社会科学総合学術院 社会科学部 | 教授 | 小阪 玄次郎 |
| (連携研究者) | Copenhagen Business School | Toshimitsu Ueta |
- 研究成果概要
本研究は、企業間の取引関係において、バイヤーからサプライヤーへの象徴的報酬の授与がもたらす影響に注目した調査・分析を行った。先行研究では、企業が自社の従業員を対象に授与する象徴的報酬、典型的には表彰制度が及ぼす効果について、様々な検討を行ってきている。しかし、そうした個人レベルの分析ではなく、企業レベルでの分析はほとんどなされてきていない。
そこで本研究では、日本企業のバイヤー・サプライヤー間で行われる表彰の慣行に注目した。2010年前後の500余のサンプルを対象としたデータ分析の結果、表彰は、バイヤー・サプライヤー関係にプラスの影響を及ぼしていることが明らかになった。また、このプラスの関係を増幅するいくつかの変数が介在することも明らかとなった。
以上の研究成果は、経営学で最も代表的な国際学会であるAcademy of Managementにおいて報告され、ISM Best Supply Chain Paper Award Runner-upを受賞する評価を得た。得られたフィードバックをもとに、今後英文学術誌への投稿を行う予定である。
フォームの終わり