表題番号:2025C-483
日付:2026/02/02
研究課題インライン光検出器を用いたヘテロジニアス波長可変レーザの自動制御
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 北 智洋 |
- 研究成果概要
本研究では、インライン光検出器(MID: Multimode Interference Detector)をシリコンフォトニクス集積ヘテロジニアス波長可変レーザ系に適用し、チップ内光モニタリング技術の確立を目的とした。従来の波長制御では外部パワーモニタや分岐導波路が必要であり、挿入損失や構成の複雑化が課題であった。本研究では、導波路中の光を直接検出可能なMIDを設計・試作し、その光学特性および電気応答特性を詳細に評価した。さらに、波長可変フィルタとして用いるリング共振器にMIDを組み込み、共振に伴う透過光強度変化を高感度に検出できることを実証した。これにより、リング共振器の共振状態や波長ずれを電気信号として安定に読み出せることを確認した。本成果は、将来的なレーザ波長自動制御に向けた基盤技術であり、外部計測系に依存しない高集積・小型光源システム実現への重要なステップとなる。