表題番号:2025C-387 日付:2026/03/15
研究課題子どもの探究学習を支援する生成AIの教育利用法の開発研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 大学院教育学研究科 教授 田中 博之
研究成果概要

本研究は、ChatGPT Copilot などの生成 AI が小学生や中学生の批判的思考力や問題解決能力、創造力の伸長に寄与する探究学習における教育利用法の開発と、その教育効果の検証という 2 つの主要な課題に対処することを目的とした。本研究では、研究方法として質的および量的な手法を組み合わせて、実証的かつ学校での実用的な洞察を得ることを目指した。まず、生成 AI を用いた社会科、総合的な学習、図工科、道徳科などの研究授業を設計し、その過程で生じる児童生徒の反応や作品を定性的に観察・分析した。また、研究授業前後での児童生徒の能力や態度の変化を複数回の「生成 AI 活用アンケート」を用いた調査により定量的に評価し、生成 AI が高次元の問題解決能力や創造力の伸長にどのように影響を与えたかを評価した。アンケート調査では、例えば、生成 AI の有用性、理解度、利便性、満足度、自己効力感、創造力、生成 AI への信頼感などを項目とし、データを集計して統計的に分析・考察を行った。これらの結果を基に、生成 AI が持つ教育的な可能性と課題、そしてその教育現場での適用範囲について考察した。具体的な研究成果については、下記「研究成果発表実績」に記載した著書と学術論文に詳述した。