表題番号:2025C-365
日付:2026/02/14
研究課題Motivated Strategies for Learning Questionnire (MSLQ) 日本語版の信頼性・妥当性の確認
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 教授 | 上淵 寿 |
- 研究成果概要
- Motivated Strategies for Learning Questionnaire (以下,MSLQ; Pintrich et al., 1993) が作成されて30年以上経過した。だが、MSLQは、現在でも自己調整学習の最も重要な測定尺度として,国際的に使用され続けている。しかし,日本でNomura et al. (2023)や宮部他 (2016) による翻訳や実証研究があるぐらいである。だが,これらの研究で使用されたのは、医学教育や看護教育に関する日本語版MSLQであり、一般的な大学生についての自己調整学習を検討したものではない。ゆえに、本研究では,日本の大学生一般を対象とするMSLQ日本語版を使用して調査を行い、尺度構成について検討した。ここで使用した日本語版MSLQは,原尺度と同様に81項目,2つの下位尺度(動機づけ,学習方略)である。関東地方の大学生216名を対象に調査した研究と、関東・中部・関西地方の大学生631名を対象に調査した研究の2つを行った。いずれの研究も、動機づけ尺度の項目の識別性が高いことを示した。一方で学習方略尺度の複数の項目の識別性が低いことも、両研究で見出された。これらの研究に基づいて、さらに日本語尺度として洗練させる必要があると考えられる。