表題番号:2025C-342
日付:2026/03/28
研究課題Study of in-store consumer behavior
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 文学学術院 文学部 | 教授 | 竹村 和久 |
| (連携研究者) | 東京理科大学 | 教授 | 井出野尚 |
| (連携研究者) | 静岡県立大学 | 准教授 | 玉利祐樹 |
- 研究成果概要
従来の消費者行動研究や行動意思決定理論は、プロスペクト理論や非線形期待効用理論などの数理モデルを発展させてきたが、購買場面における人間の認知ヒューリスティックスを十分に組み込めておらず、店舗内での行動予測や実務的応用には限界があった。本研究はこの課題を克服するため、認知ヒューリスティックスに基づく認知過程モデルと数理・計量的手法を統合し、消費者行動予測のための新たな数理モデルを構築することを目的とした。さらに、構築したモデルを用いて店舗内での購買行動を予測し、その妥当性を実証的に検証する。数理的シミュレーションと店舗内行動データの実証分析を組み合わせることで、消費者意思決定の予測力と説明力を高めるとともに、価格提示や陳列戦略、販促介入といった実践的施策の効果を定量的に評価する。最終的には、従来理論の限界を補完する行動意思決定理論の再構築とともに、店舗内における実務的な意思決定支援手法を確立し、購買体験の最適化や売上向上に資する処方的研究を展開した。具体的には、各地の商店街の消費者行動の行動観察調査、面接、ヒアリングを通じて定性的な研究を行い、その結果と調査研究、計算機シミュレーション研究との対応を関係も検討した。