表題番号:2025C-325 日付:2026/04/02
研究課題身体計測の思想史:生政治の時代における断片化する身体と虚構的な身体イメージの行方
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 橋本 一径
研究成果概要
フランスの哲学者・美術史家のジョルジュ・ディディ=ユベルマンは、本研究課題の理論的な後ろ盾の一人である。彼の思想を紹介する論文を寄稿した『イメージ論の冒険者たち』(東京大学出版会)は、刊行が遅れていたが、2026年度の前半に出版される見込みである。また、2006年に訳出したディディ=ユベルマンの書物『イメージ、それでもなお』に、新たなあとがきを加えて、平凡社ライブラリーより2025年5月に刊行された。
やはり本研究課題の理論的根拠でもあるフランスの法思想家アラン・シュピオの主著『数によるガバナンス』の翻訳を、昨年度に引き続き進めており、訳文自体は完成している。出版社での作業を経て2026年度中に刊行の予定である。
上記の翻訳の作業に予定よりも多くの時間と労力が必要とされた結果、研究課題に直結した、既製服の歴史に関する著作の執筆について、遅れが生じてしまっているが、引き続き執筆を続け、2026年度中の完成を見込んでいる。