表題番号:2025C-315 日付:2026/03/27
研究課題中核犯罪をめぐるグローバル・ガバナンス:国際刑事司法の非介入事例に焦点を当てて
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 比較法研究所 助教 小阪 真也
研究成果概要
 2025年度は、早稲田大学特定課題研究助成費(課題番号:2025Q-006、2025C-315)を用い、南・東南アジアにおける「国際刑事裁判所に関するローマ規程(ICC規程)」非加盟国・脱退国におけるICCへの協力ならびに国内での戦争犯罪への対応状況について調べるために、9月にスリランカで約3週間の現地調査を行い、11月にフィリピンで約2週間の現地調査を行った。
 スリランカにおいては、コロンボ大学の研究者や、National Peace Council Sri Lanakをはじめとする市民社会団体職員らに対し半構造化面接の技法を用いたインタビューを行った。また、2025年に新たに発見されたスリランカ北部チェンマニのマスグレイブが存在するジャフナを訪問し、ジャフナ大学の専門家らにも聞き取りを行った。フィリピンにおいては、ICCに移送されたドゥテルテ前大統領の逮捕および今後のICCへの協力体制に関して、地元の法律家や専門家らに聞き取り調査を行った。
 関連する研究成果については、インドネシアのトリサクティ大学で開催されたウェビナーにおける招聘講演、および、東京大学の創発研究オープンラボ(ROLES)が発行しているROLES Report の第48号にて公表された。また、2026年3月にはInternational Studies Associationで研究報告が行われた。