表題番号:2025C-297
日付:2026/02/02
研究課題国際政治経済学的視座に基づく明治期士族反乱の再解釈:国際的文脈と国内的変動
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 政治経済学術院 政治経済学部 | 教授 | 遠矢 浩規 |
- 研究成果概要
- 本研究は、明治初期(1868-1878年)の士族反乱をグローバル政治経済の文脈に位置づけ国内アクターと国際環境の相互作用を解明することを目的とした。従来の士族反乱研究は国内的視点に偏り、国際文脈を考慮した理論的・実証的分析が不足している。そこで本研究は、士族反乱を列強の影響や国際秩序(安全保障、貿易体制)と関連づけ、グローバル・ヒストリーへの架橋を図った。また、国際政治経済学のグランド・セオリーやオープン・エコノミー・ポリティックスを適用し、国内外の相互作用を包括的に分析することを試みた。これらの試みは、一次史料の収集と整理、理論モデルの適用と仮説構築、事例分析と検証を通じて行われた。士族反乱を国際秩序の中に位置づけし直すことで、明治維新史研究と国際政治経済学の両分野にインプリケーションを有するものと考えられる(研究は継続中)。