表題番号:2025C-281 日付:2026/04/02
研究課題組成データ解析に基づく土壌化学組成と気温,降水量の関係探索
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) データ科学センター 助教 張 天逸
研究成果概要
土壌形成には気温や降水量などの気候因子が強く影響するため,土壌の化学組成からその場の気候条件を推定できる可能性がある.本研究では,化学組成と気温・降水量といった気候変数との関係について,様々な気候帯に発達する土壌の化学組成データと現地の気象データを用い,探索的手法および回帰的手法により分析を行った.その結果,土壌の化学組成は,温暖・湿潤環境で化学風化が進行した状況下においても,母岩の特性を反映しうることが明らかとなり,実用的な気候条件の予測モデルの構築においては気候要因と母岩タイプの影響を明確に区別して評価することが必要であることが示唆された.研究成果の一部を学術誌「統計数理」にて報告した.