表題番号:2025C-220 日付:2026/04/01
研究課題EMIプログラムを取巻く社会環境の変化に関する実態調査と言語政策への提言
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 国際教養学部 教授 飯野 公一
研究成果概要
本研究はEMI(English-medium instruction)プログラムが設立された当初前提としてきた諸環境の変化を実証データをもとに検証し、日本およびアジアのコンテクストで求められる次世代のEMI構築に向けて政策提言を行うことを目的とする。EMI環境の変化(参加学生の属性変化、言語学習への投資行動、学生と社会との関わり、AI・デジタル技術の使用等)、EMI運営側、企業側、EMI修了者のプログラム評価、EMIに関する学術的理論の再構築、に焦点を当てる。EMI研究は世界的な広がりが見られ、各地域において言語、社会的諸課題も指摘されてきたが、本研究は上記調査対象を加えることでEMI研究をさらに深化させることを目指す。本年度は新規データの収集を行うとともに、これまでに収録した録音データの文字化、分析を行った。書籍、ジャーナル執筆(Multilingual Matters, The Asia-Pacific Education Researcher、The JASEC Bulleting)、学会・シンポジウム研究発表(AAAL, IAWE, 日本「アジア英語」学会、JAAL in JACET、 JACET言語政策研究会、日本言語政策学会、JASEC等)を行った。なお、本特定課題(基礎助成)研究は、科研研究(「EMIプログラムを取巻く社会環境の変化に関する実態調査と言語政策への提言」研究代表者 飯野公一 25K04300基盤研究(C)、「多言語コミュニティのモバイル・エスノグラフィ」研究代表者 猿橋 順子 25K04100 基盤研究(C)、「非英語圏大学EMI(英語を媒介とする授業)実態調査とELF視点からの言語政策提言」飯野公一 21K00796 基盤研究(C))と関連を持ち実施された。来年度には日本言語政策学会、BICLCE11等で研究成果の発表を行う予定である。