表題番号:2025C-211 日付:2026/03/27
研究課題身体活動・座位行動パターンがウェルビーイングに与える長期的影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 教授 岡 浩一朗
(連携研究者) 早稲田大学スポーツ科学学術院 教授 石井香織
(連携研究者) 筑波大学体育系 教授 柴田愛
研究成果概要

身体活動不足あるいは座りすぎ(長時間の座位行動)は、肥満や2型糖尿病、一部のがん、冠動脈疾患などの健康アウトカムへ悪影響を及ぼすことが報告されている(Ross et al., 2020)。これまでは、身体活動あるいは座位行動の総量が着目されてきた(Ross et al., 2020)。しかしながら、人によって身体活動や座位行動の組み合わせのパターンは異なり(Kurosawa et al., 2021)、身体活動や座位行動はそれぞれが独立して起こるとは限らない(Thompson et al., 2015)。さらに、低強度身体活動を行わず座りすぎることで身体活動の実施がもたらす恩恵が減弱される可能性もある(Bakrania et al., 2016)。 これまで、身体活動・座位行動の組み合わせのパターンと健康指標との関連についての研究は数少ない。そこで本研究では、身体活動・座位行動パターンと健康指標としてのウェルビーイングとの関連について、長期的影響を検討する。ベースラインデータは2022年に対象者数2000名としweb調査にて実施済である。本研究課題はこの追跡調査である。本研究の結果により、身体活動・座位行動のパターンが健康指標にどのような影響を及ぼすのかが明らかとなり、パターンを考慮に入れた健康増進策の推進に向けた科学的基盤を構築することにつながる。