表題番号:2025C-176 日付:2026/02/21
研究課題ルネサンス政治思想におけるフィレンツェ史叙述の変遷――都市の創設と内紛の系譜学
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学総合学術院 社会科学部 教授 厚見 恵一郎
研究成果概要
2025年度の成果として以下の2点があげられる。
(1)論文の公刊。学術誌『政治哲学』第38号(2026年2月)に、「マキァヴェッリ『フィレンツェ史』における都市フィレンツェとローマの起源・発展・衰退」というタイトルで論文を発表した。これは2025年3月の第50回政治哲学研究会研究大会での口頭発表をもとにしたものであり、この論文の内容をさらに敷衍・展開した英語での口頭報告を、2025年3月にボストンで開催されたRenaissance Society of AmericaのAnnual Meetingにて実施している。
(2)当該課題にかかわる資料・研究文献の収集と読解。Francesco BausiやGiuliano Moriらの重要な先行研究を収集・読解した。また、一次文献として、Paolo Ponzù Donatoの編集によるPoggio Bracciolini, Historiae Florentini Populiの新たな批判的校訂版(2025年刊)を入手することができた。