表題番号:2025C-149
日付:2026/02/02
研究課題リレーショナルデータベースが駆動するMXene学理の構築
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 大久保 將史 |
- 研究成果概要
- 本研究は安心・安全な全固体電池の電極への応用と高性能化を目指し、従来型のトライ&エラーでは無く、MXeneの材料物性からMXene電極のミクロ界面、メソ組織構造にまで及ぶマルチスケールデータを結合したリレーショナルデータベースを構築し、抽出したデータの数理統計解析から可視化された相関関係に基づいてMXeneの学理を構築することを目指した。今年度は、MXene電極の全固体電池における反応機構を直接可視化するために、オペランドTEM解析を行った。その結果、MXene電極が固体電解質との間でLiイオンをやり取りし、充放電反応が進行することを可視化することに成功した。その結果、MXene電極の反応は単純なLiイオンインターカレーションではなく、表面におけるLi2O生成を副反応として生じることが分かった。このLi2O生成は電極反応における抵抗成分となることが予想されるため、その生成を抑制する電極-電解質界面システムの設計が重要であることが明らかとなった。