表題番号:2025C-146
日付:2026/03/24
研究課題コラーゲン様ペプチドを利用した血管新生制御機構の解析
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 講師 | 藤井 一徳 |
- 研究成果概要
- コラーゲンは細胞外マトリックスの主要成分であり、その3重らせん上の機能性アミノ酸配列を介して、多様な生体分子と相互作用する。また、コラーゲンは血管新生の制御に関与していることが知られている。そこで本研究では、コラーゲンの機能性配列を組み込んだ化学合成3重らせんペプチドを用いて、血管新生の制御機構を解析することを目的とした。各種コラーゲン結合性生体分子と相互作用する3重らせんペプチドをそれぞれ合成し、コラーゲンとともに培地に添加して、ヒト網膜毛細血管内皮細胞の管腔形成に及ぼす影響を評価した。その結果、いずれのペプチドもコラーゲンによって誘導される管腔形成を阻害しなかった。また、3重らせんペプチドのみを培地に添加しても、管腔形成の誘導は認められなかった。一方、3重らせんペプチドをポリマー化して培地に添加したところ、一部の条件において細胞形態の変化が観察された。