表題番号:2025C-123 日付:2026/04/07
研究課題認知脳科学から見た日本人英語学習者の日本語・英語・認知能力
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 教授 尾島 司郎
研究成果概要

本研究は、申請者の科研費基盤B課題「超長時間の早期英語学習が子供の言語・脳・認知に及ぼす影響の統合的研究」を補完し、早稲田大学における英語学習の認知脳科学的研究の研究基盤強化を目指すものである。2025年度は、引き続き小学生や大人から言語学データや脳科学データを取得するとともに、これまでの研究成果をまとめた書籍(単著)を出版した。この中で早期英語学習を経験した小学生の英語力や日本語力の特徴について紹介するだけでなく、早期英語学習に関して考えられるリスクなども議論することで、社会貢献につながるように意識した。今年度は新しいデータの取得や新しい実験パラダイムの開発も行ってきており、今後は従来の実験を継続させるとともに、新しいデータの取得にも取り組んでいきたい。また、今年度はアメリカの大学から短期滞在の大学院生を受け入れ、日本人成人の英語学習者を対象とした脳波計測実験を実施した。これがきっかけとなり、当該大学の研究チーム、申請者、早稲田大学における分野の近い同僚研究者の間で、共同研究プロジェクトを発足させた。今後、このプロジェクトを推進して国際的な研究活動を行っていきたい。