表題番号:2025C-016
日付:2026/04/02
研究課題奴隷の「医療」と「黒人」の構成―19世紀(2)
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 法学学術院 法学部 | 教授 | 岩村 健二郎 |
- 研究成果概要
本研究は、広くはキューバにおける「黒人」の言説におけるその「構築」を歴史的に相対化する目的のもと、とりわけ奴隷制時代の「医学」的視線・解釈が、どのような「黒人」像を生産したのか、同時代の「医学」的視線によって、何が可能/不可能になり、後に何がもたらされたのか、学もしくは新たな思考方法によって(実体が解明されたりすることを対象にするのではなく)何が可能になったのかを、認識論的な系譜の中に読解しようとする試みの内部にある。本件ではキューバ初の医学雑誌である『レペルトリオ・メディコ・アバネロ』(1840–1843)と、生理学者Le Riverendの『乳に関する覚書』 (1849)の言説分析を中心に行った。