表題番号:2024Q-011 日付:2025/03/28
研究課題契約と組織の意思決定プロセス・情報伝達・決定権限配分の先端的経済分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 大学院経営管理研究科 教授 伊藤 秀史
研究成果概要

本研究の目的は,契約理論と組織の経済分析を国際水準レベルで行うとともに国際的ネットワークを構築することにある.特に,意思決定プロセスを「情報収集および助言提供→選択→ 実行」という3段階のプロセスとみなしたときに,これら3段階の各段階の権限をどのように配分することが組織にとって望ましいのかを理解することをめざしている.


使用計画書の研究計画にしたがって,関西大学梅田キャンパス,大阪経済大学大隅キャンパス,関西学院大学梅田キャンパスにて10,11,1,2,3月の5回の契約理論ワークショップ (CTW),8月20~22日に東北大学にてサマー・コンファレンス (CTW Summer Camp MMXXIV),12月7日に香港大学にて東アジア圏の研究者と第15回East Asia Theory Conferenceを開催し,大学院生を含む国内外の研究者を招聘して研究の方向性を集中的に討議するとともに,他の研究者からの意見や批判を参考にして研究全体の水準を高めることができた.詳細は以下のウェブサイトにある情報を参照されたい.また,11月22~26日にはトロント大学Jean de Bettignies教授を招聘し,契約理論および組織の経済学にかんする共同研究を進展させた.


契約理論ワークショップ (CTW): https://sites.google.com/view/ctwz/

サマー・コンファレンス (CTW Summer Camp MMXXIV): https://sites.google.com/site/ctwcamp

第15回East Asia Theory Conference: https://www.hkubs.hku.hk/eventsite/2024-east-asia-theory-conference/