表題番号:2024C-727
日付:2026/09/09
研究課題脳磁気を使用した自然発話の脳情報デコーディング
| 研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
|---|---|---|---|
| (代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 教授 | 酒井 弘 |
| (連携研究者) | 理工学術院総合研究所 | 客員教授 | 谷藤学 |
| (連携研究者) | 理工学術院総合研究所 | 次席研究員 | パタショフ デミトリ |
- 研究成果概要
脳磁計を使用して言語処理時の神経活動を計測し、多変量パタン解析(Decoding解析とも称される)を実施することで、主に次の2つの研究成果を得て、それぞれ国際学会であるBiomag2024(シドニー市:オーストリア)、Society for the Neurobiology of Language2024において発表した:(1)同じ概念を表現する複数の画像(例:ネコの写真)と文字(カタカナ表記の「ネコ」)とを提示し、神経活動のクロスデコーディング(モデルの学習を写真で行い、文字をデコードする、またはその逆を行う)を行うことで、モダリティから独立した「意味」の神経表現がどのタイミングで生成されるかを探った。(2)意味の神経表現が文脈に応じて変動するか否か、変化する場合にその変化は意味空間でどのように表現されるかをBlocked-Cycle Picture Namingという実験パラダイムで画像命名課題を遂行させて探った。さらに、硬膜下脳波を計測して言語処理時の神経活動を探る研究も実施し、脳腫瘍摘出の手術前検査の一環として脳表及び脳深部に電極を留置した参加者1名から、画像命名時の神経活動を東京女子医科大学附属足立医療センターにおいて計測した。計測されたデータを解析し、国際学会Academy of Aphasia(奈良市)において発表した。