表題番号:2024C-443 日付:2025/01/11
研究課題高臨場感音響作品制作のためのフレキシブルな音響システムの調査研究とプロトタイプ開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 准教授 森本 洋太
研究成果概要

4月より新規嘱任を受け、これから本研究室においてインターメディア音楽研究教育をすすめる上で、高臨場感音響に対応したフレキシブルな音響システムが必要と考える。このようなシステムはハードウェア、ソフトウェアを含めた大掛かりなものになるため、外部資金獲得に向けて、どの規模や空間音響技術が相応しいのか、制作上の制約と構築費用のトレードオフを含め調査研究する目的。受け入れ機関のオランダ王立音楽院ソノロジー研究所(https://sonology.org/)は、空間音響に関する設備面においても、作品制作のためのシステム構築のノウハウも世界屈指であり、当機関が受け入れに全面協力し、調査研究を実施した。

研究調査の成果

a.SuperCollider音響合成環境による、高臨場感音響に対応したフレキシブルな音響システムの構築

b. aを応用した作品を制作(米国Cincinnati Ballet Academyにて11/16発表)c. aを応用した作品を制作 (バルセロナ、oscura gatesにて9/28発表)

d. aを応用し教育研究のためのワークショップを開催(蘭ソノロジー研究所にて9/2-9/6)

e. aを応用した作品を制作(パリ、パラ五輪関連プロジェクトとして8/26発表)

f. aの関連共著論文を国際会議 IEEE EMBC 2024で発表(7/15-7/19)