表題番号:2024C-312
日付:2025/02/08
研究課題維新後「尊攘派」の排斥過程の分析(国際政治経済学の視点から)
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 政治経済学術院 政治経済学部 | 教授 | 遠矢 浩規 |
- 研究成果概要
- これまで明治維新史の研究は主に歴史学を中心に行われてきた。しかし、国際関係論や国際政治経済学の理論・モデル等を用いて明治維新の政治過程等を分析した研究は多くない。そこで、申請者は近年、幕末から明治10年代までの政治過程から複数のトピックを選定し、それらの分析に当たってRogowski Model、2-level Game model、World-Systems Theory、Constructivism等の適用可能性を検証する研究に取り組んできた。2024年度は、2023年度から継続して「維新後の尊攘派の排斥過程」をトピックとして選び、分析の基礎となる一次史料を収集するとともに、引き続きRonald Rogowskiの逆第2イメージ論、Robert Putnamの2レベルゲームのモデル等による分析を試みた。