表題番号:2024C-234
日付:2025/02/06
研究課題体操競技のゆかにおける曲線助走が後方宙返りのひねりと得点に及ぼす影響
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 | 助教 | 浅野 佑樹 |
- 研究成果概要
- 本研究の目的は、体操競技のゆかにおける曲線助走が後方宙返りのひねりと得点に及ぼす影響を明らかにすることであった。本年度は、助走と後方宙返りの中間で実施される「側方倒立回転とび1/4ひねり(ロンダート)」の回転運動に着目し、身体重心まわりの角運動量の生成メカニズムを明らかにした。本研究結果より、ロンダートのひねり動作は主に内力の働きによって生成されていたことから、ロンダートを実施するうえで助走の軌道を曲げる必要がないことが示唆された。今後は助走、ロンダート、後方宙返りの一連の運動における「助走」に着目し、その軌道を定量化する予定である。