表題番号:2024C-219 日付:2025/02/08
研究課題移民における親子の異文化適応ギャップ測定指標の開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 准教授 桂川 泰典
研究成果概要

「異文化適応ギャップの認識の有無が朝鮮半島にルーツを持つ青年の心理的問題にどのような影響を与えるか」というリサーチクエスチョンを明らかにすることを目的として,21名の青年を対象としてインタビュー調査を行った。親子間について儒教思想にまつわる価値観のギャップ等,異文化適応ギャップを生む要因が整理され,抑うつ・不安へと至るプロセスの仮説モデルが提起された。現在,ジャーナル投稿中査読中である。また,インタビュー調査をもとに得られた項目を用いて,現在尺度作成のための調査を実施・分析中である。