表題番号:2024C-177
日付:2024/10/29
研究課題アルツハイマー病モデルマウスにおける遺伝子発現変動の解析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 大島 登志男 |
- 研究成果概要
- アルツハイマー病は認知障害を示す神経変性疾患で、その脳病変はAPP由来のAmyloid betaの蓄積からなる老人斑と、過剰リン酸化したタウタンパク質の神経細胞内凝集体の神経原線維変化(NFT)が特徴である。APPNL-G-Fマウスは、早期にA蓄積が認められるなど患者脳の病変再現に優れている。我々は、APPNL-G-Fマウスの海馬に早期に起きる遺伝子発現変化を調べた。その結果、これまで報告されていなかった遺伝子変化を見出すことに成功した。さらに、その遺伝子変化に相応したタンパク質レベルの変化が見いだされるかを、免疫組織学的に検討している。