表題番号:2023R-057 日付:2024/04/02
研究課題数理科学的手法を利用した混雑分散化による観光客・地域住民双方の満足度向上の実現
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 教授 蓮池 隆
研究成果概要
本研究課題において,昨今の観光各急増により引き起こされるオーバーツーリズムによる地域住民・観光客双方の満足度維持を目的として,混雑情報の提供が観光スポットの混雑度にどの程度効果的であるかを,マルチエージェントシミュレーションにより分析を行った.さらに,観光テーマパークに焦点をあて,優先搭乗パスや予約搭乗パスの配布方法の違いにより,混雑度緩和にどの程度影響を与えるかをシミュレーション分析した.その結果,パス配布方法による違いを明確し,実際の観光地・観光スポットへの適用が可能であることを示した.