表題番号:2023E-025
日付:2024/04/01
研究課題微小管の伸長-スライドの連携システムの分子実態を新規の微小管標的薬で解明する
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 助手 | 皆川 真美圭 |
(連携研究者) | 早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 佐藤政充 |
(連携研究者) | 早稲田大学 理工学術院 国際理工学センター(理工学術院) | 准教授 | 戸谷美夏 |
- 研究成果概要
体細胞分裂において、複製された染色体は微小管により 2 つに分離されたのち娘細胞へと
運搬される。特に、染色体の運搬には微小管の伸長反応やキネシンなどが必須の役割を担う
ことが報告されているが、誤運搬を防ぐメカニズムに関しては未だ不明な点が多い。本研究
では、新規の微小管阻害剤を用いて染色体の運搬に「異常事態」を引き起こし、その後の染
色体運搬の様子を観察することで、誤運搬を防ぐ分子メカニズムの解明を目指す。今年度は
新規微小管標的薬の作用機序を解明するための実験を行なった。