表題番号:2023C-637 日付:2024/04/01
研究課題『英語表現活用辞典』改訂に向けたグランドワーク
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 教授 山田 茂
研究成果概要
『英語表現活用辞典』(新島通弘編、1981、開拓社)は、見出し語約2200、以下のような特徴を持つ、日本人が英語を正しく書くためのユニークな英和辞典である: 
・動詞を中心に精選した語彙
・役に立つ文型の表示
・文体やニュアンスの差異を解説
・実用的な、豊富な用例(全てネイティブスピーカーが執筆)
・役に立つ付録(「句読法について」「手紙の書き方」等)
改訂には電子化が不可欠である。
2023年12月2日、日本英語表現学会第52回全国大会で「新島通弘編『英語表現活用辞典』の電子化にむけて」という発表を行った。改訂に向けて以下のような意見が出た。会員参加型のWikipedia方式、アプリ、Globalexサイトへの掲載等、様々な可能性が考えられる。
遺族から寄贈された辞書への編者の書き込み、短冊のメモを辞書本体に統合したものを、成句検索、例文検索、日本語から検索ができるようにして電子化する。
データの加工を考えると辞書編集ソフトの使用が得策である。