表題番号:2023C-604 日付:2024/04/03
研究課題20世紀前半日本語文字改革のグローバルな展開―その経済史的事例分析―
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 講師 川嶋 稔哉
研究成果概要
20世紀前半の日本語文字改革運動に関する経済史的分析を進め、以下の研究成果を得た。すなわち2023年11月には、文字改革運動家の言説に関する社会思想史的、デザイン史的分析に関する成果を、単著論文「カタカナ活字デザインの社会思想史―─1914 –39年のカナモジカイの言説を手掛かりに」(『DNP文化振興財団学術助成紀要』第5巻、94-105頁)として公開した。また2024年1月23日には、本学現代政治経済研究所のグローバル経済史研究部会において “Script and Business: An Economic History of Japanese Script Reform in the Early Twentieth Century” と題し本課題に係る研究成果の報告を行い、参加者との間で有益な議論を行った。