表題番号:2023C-427 日付:2024/03/22
研究課題粒子系による最適制御問題の数値解析手法の提案
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 助教 渡辺 樹
(連携研究者) 舞鶴工業高等専門学校 講師 熊谷大雅
研究成果概要
本研究によって、粒子系と呼ばれる連続時間確率モデルが最適制御問題の解法の一つであるハミルトン・ヤコビ・ベルマン(HJB)方程式の数値解法として有用であることが明らかになった。これまでの数値解法の多くがHJB方程式自体に焦点を当てた手法であったのに対して、粒子系によるモノのダイナミクスを記述する微分方程式の離散化を考えることで、粒子系の最適制御問題のある種の極限としてHJB方程式を導出することに成功した。