表題番号:2023C-425
日付:2024/03/24
研究課題特殊多様体上のRarita-Schwinger場
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 助手 | 大野 走馬 |
- 研究成果概要
- 本特定課題では,Dirac作用素と調和スピノールの類似物であるRarita-Schwinger作用素やRarita-Schwinger場を,実キリングスピノールを持つ多様体上で調べることを目的として研究を行った.以前の研究で既に,nearly Kähler多様体とnearly parallel G2多様体上のRarita-Schwinger場は調べた.他の実キリングスピノールを持つ多様体である佐々木-アインシュタイン多様体の中でも,特に5次元の場合に限ってRarita-Schwinger場の空間を特定するために計算を進めた.しかし,現在問題に直面しており,意義のある成果は得られておらず,研究は進行中である.