表題番号:2023C-279 日付:2024/02/06
研究課題1920-30年代の文学テクストにおける幕末・明治維新表象の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際文学館 助教 栗原 悠
研究成果概要

今年度は、昨年度の研究報告、講演の内容を踏まえつつ、科学研究費助成事業・若手研究に採択された研究課題「1920-30年代の文学テクストにおける幕末-明治維新表象の研究」(2022-25)と併せて島崎藤村の長篇小説「夜明け前」について、それぞれ別のテーマの二本の論文を執筆した。一つは12月刊行の学会誌に掲載された。いま一つは来年度5月刊行の学会誌に掲載される予定である(決定済)。また、同課題の調査のなかで派生した藤村に関する研究テーマについて、インドネシア・バリで開催された国際研究フォーラムでの報告と論文化を行った。また、これとは別に幕末-明治維新期の文学研究を切り拓いた前田愛の議論をまとめる論文を執筆した。