表題番号:2023C-197 日付:2024/03/30
研究課題教育・保育留学や移住を通じた地域活性化
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 佐藤 将之
研究成果概要
教育留学や移住は、非日常的な自然体験活動を行えるという意味や価値があったが、近年の少子化社会においては、子どもが不足することによる廃校を防ぐ手立てとして留学を促し自治体が奮闘している。それがさらに教育移住においては、子ども数増加による学校の存続だけではなく、保護者の職や住を支援する必要があり、徐々に支援的側面よりも地域活性化の側面が多様に生まれてくることを掴んだ。特に、今年度は一度廃校になった学校を再生して私立学校が誕生している例に着目し、地域活性化を中心に添えながら教育に共感した保護者の移住定住行動の様態を明らかにすることができた。例えば、2段階移住が行われていたり、トライアルの職や住まいを抱えながら徐々に移行していくことを概観することができた。さらに被験者を増やして以上を体系的に整理しようとしている。