表題番号:2022R-047 日付:2023/02/06
研究課題自閉症と定型発達の相互理解に関する国際比較研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等研究所 准教授 岡本 悠子
(連携研究者) 人間科学学術院 教授 大須理英子
(連携研究者) 人間科学学術院 JSPS研究員 Bianca Schuster
(連携研究者) 福井大学 教授 小坂浩隆
研究成果概要

自閉スペクトラム症者と定型発達者間の感情・意図の推測の難しさは、身体の動きの違いから説明できると考えられている。一方で、コミュニケーションにおける動きの重要性には文化間で違いがある。本研究では、幾何学図形がコミュニケーションをとる動画出るアニマシーを用いて、日英の定型発達者と自閉スペクトラム症者を対象に、身体運動の類似性とメンタライジングの難しさの関係について検討した。現在、イギリスの参加者53名および日本の参加者53名について1回目の実験を行った。また、イギリスの参加者34名と日本の参加者50名の2回目の実験が完了したところである。各群50名ずつデータを取得し、解析を行う予定である。